復帰摂理歴史の真実
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■ 第三部 第一章 
     h. 幻となった基元節


1. 通らなければならない危機
 (1) 失われた基元節
  @ 基元節は父母協助の基準完成
『事必帰正』(郭錠煥 著)

 私のこれまでの信仰路程を通して真の父母様の摂理路程を見つめる中で、ここ10年余りの間に起こった統一家の不幸な事態に関して、特に重要であると思った内容について、可能な範囲でもれなく記録しようと努めました。
 本文で、私は個人的な信仰路程をはじめ、真の父母様の業績と遺志、統一家の試練と混乱、昨今の家庭連合の状況、そして最後に、顯進様のビジョンと活動について証言しました。私はこの本を書きながら、多くの反省と悔い改めの時間を持ちました。しかし、一つだけ確かなことは、この本は誰かを審判するためのものではなく、統一家の混乱の原因を正確に明らかにし、再びこのようなことが起こらないように、次世代に警鐘を鳴らすためのものだということです。<終わりにより>

 基元節は神様の創造理想、地上天上天国が築かれる日です。
 アダムとエバが堕落せずに神様の真の愛を完成し、神様の前に完成した真の子女となり、真の夫婦を成して、真の子女を持てば、真の父母になります。その真の家庭は神様の真の愛・真の生命・真の血統の実体的根源であり、根となるのです。この真の父母を中心とした真の家庭から、創造本然の理想世界、永久的な平和統一理想王国である天一国が始まるようになるのです。長子権・父母権・王権も、この真の家庭の四大心情圏と三大王権の家庭的完成の基台の上で、自動的に確立されるようになっています。(『事必帰正』p407)

 今から行う式典は、お母様が主管する。2人の息子はお母様に絶対服従すること。お母様を中心にカイン・アベルが一つになり、エバが夫の立場のアダムを堕落させたことを元返して、夫にぴったり従い越えていくことによって、堕落以前の神様に直接連結された真の愛、真の生命の因縁に一致すれば、真の血統に連結されるので、サタン世界とは何の関係もない、神様とのみ対することのできる一心一体一念一和一核の自由・解放の地上天国にならざるを得ない
 真のお父様の前にカインとアベルを一つにしたお母様が絶対信仰、絶対愛、絶対服従で、また全てが絶対信仰・絶対愛・絶対服従、自信満々に各者が完成の道を行かなければならない。真のお父様の道がどれ程難しい道であったかを理解しなければならない。そのような道を代りに行こうとする時に、難しいと考えるのではなく、千回万回死ぬようなそのように信じ難い道も、感謝の思いでしか越えることはできない。解放的、釈放的生き方は心と体が一つにならなければできない。一生懸命準備して、2013年1月13日までに、一族全体を完成すべき召命的責任が残っていることを自覚しなければならない。勝利者となることを許諾したので、自信満々、堂々と各自が完成する主人とならざるを得ない。(「第49回真の父母の日」 2008年4月6日)

    (@)13数の意味と基元節
 13数はユダヤ教で聖数とされており、ヘブライ語で「愛」や「一つ」という意味があ。13に13を加えると26(13+13=26)になるが、26はヘブライ語でユダヤ教の神(ヤハウェ:Yahweh)を意味する。つまりこの数式は、「愛で一つとなった夫婦は神に等しい」ことを暗示している。文先生は、13年の13日という基元節の日にこの意味を併せられたのである。

<参照>
 『13』という数字

    (A)蘇生の聖婚式
 さて、第1回目の聖婚式は1960年4月11日陰暦3月16日)に挙行され、歴史を遡り蕩減され堕落によって失ったものを取り戻してきました。上記したようにヤコブの勝利によってメシアを迎えるためのイスラエル選民史が出発したのです。



    (B)長生の聖婚式と「カイン・アベルの統一式宣布」
 顯進が真ん中に立ちなさい。國進が左に立って!亨進は全体に責任を持つので右に立ちなさい!お兄さんを中心に、父母様と神様を中心に一つとならなければなりません。6数が一つになるのです。このような数を合わせなければならないということを知っているので、一つにならばければ駄目です。中心がなく、神様がいなければ真のお父様と真のお母様が一つになる道がありませんお兄さんがいなくて、中心がなくては弟が一つになることはできないのです。(天正宮 新しい神殿と祖国光復 2008.12.24)




<参照>
 怨讐を愛する原点
 大人になれ!ペテロの最後の言葉



 第2回目の聖婚式が2003年2月6日に挙行されると「カイン・アベルの統一式宣布」が成され、お父様は、一体化したカイン・アベルを2013年1月6日までにお父様に捧げるようお母様に指示されました。しかし、実際その時にはカイン・アベルの一体化は成されませんでした。

1989年8月31日、八定式。
1989年9月1日、天父主義。
1990年3月27日、王権復帰。
1991年12月6日、金日成主席と文師の会談。
2003年2月6日、2回目の聖婚式。
2006年2月4日天一国指導者大会
 「顯進、何の話か分かっているのか? 國進、分かるか? 亨進は? 3兄弟が手をとり、アダム家庭において、三人の息子が一つになれず争って血まみれになり、涙の谷を作り、太平洋のような血の海を作った、そのような家庭の伝統を埋めなければならない責任がある。」と語られる。
2007年5月13日
 一体化したカイン・アベルを2013年1月6日までにお父様に捧げるようお母様に指示される
2008年4月6日第一回カイン・アベル統一宣布式
 第49回真の父母の日、(ハワイ、キングガーデン)お父様は顕進様をカイン、国進様をアベルの立場として、お母様と共に3人が一つになったと言う特別な儀式を宣布
2008年12月24日、天福宮建築基金伝授式。
 顕進様を中心に、右側に亨進様、左側に国進様を立たされる。
2009年2月28日。
 教会幹部お父様を原罪があると認識。それをお父様が非難される。
2009年3月8日。
 束草において約500名近くの教職者達が集まる中で、梁会長が意図的に作成した偽りの霊界メッセージの内容をもって、顕進様は公職のすべてを剥奪され追放される。
2012年9月3日、文鮮明師聖和。
天暦7月17日午前1時54分。
2013年2月22日、3回目の聖婚式。基元節。

 一つ目は何かというと長子権復帰であり、二つ目は何かというと、父母権復帰です。分かりますか? 父母権復帰です。三つめは何かというと、王権復帰です。四つ目は何かというと、皇族圏復帰です。皇族というのは、レアを中心とした女と子供とラケルを中心とした女と子供の、両方の愛の敵対関係が残っているのだから、皇族というのはイエス様の直系の子供ではないのです。分かりますか? @ 堕落した正妻の圏で、神に反対してきたカイン的な者たちが復帰されて、妾が神のほうの正妻になるのです。神の正妻になって、妾の立場で、それを慕っていくことによって蕩減復帰になるのです。分かりましたか? (はい)。(『訪韓修練会御言集』p131)



<参照>
 エバの摂理完了と男性復帰(上)
 原罪からの解放

    (C)完成の聖婚式と「基元節」
 基元節はすべての堕落による人類歴史が清算されて、神を中心とした本然の世界の出発となるべきでした。イエスの復活後しばらくして“キリスト紀元”が定められたように、残された歴史が清算されて本来の基元節を迎えることできるのです。




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