復帰摂理歴史の真実
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■ 第三部 第四章 
     d. なぜ正妻と妾の摂理となったのか(下)


1. タマルを起点とする妾の造成
 (1) ラハブとルツとバテシバ
  @ ラハブの信仰とボアズの誕生
    (@)  
 信仰によって、エリコの城壁は、七日にわたってまわったために、くずれおちた。信仰によって、遊女ラハブは、探りにきた者たちをおだやかに迎えたので、不従順な者どもと一緒に滅びることはなかった。(へブル人への手紙11章30節〜31節)

 旧約聖書に登場する遊女ラハブは、エリコの町でスパイとして訪れたヨシュアの斥候かくまい、その結果、エリコ陥落の際に町の人々の中で唯一助かった女性です。





 そして彼らに言った、「主がこの地をあなたがたに賜ったこと、わたしたちがあなたがたをひじょうに恐れていること、そしてこの地の民がみなあなたがたの前に震えおののいていることをわたしは知っています。あなたがたがエジプトから出てこられた時、主があなたがたの前で紅海の水を干されたこと、およびあなたがたが、ヨルダンの向こう側にいたアモリびとのふたりの王シホンとオグにされたこと、すなわちふたりを、全滅されたことを、わたしたちは聞いたからです。わたしたちはそれを聞くと、心は消え、あなたがたのゆえに人々は全く勇気を失ってしまいました。あなたがたの神、主は上の天にも、下の地にも、神でいらせられるからです。(ヨシュア記2章9節〜11節)

 われわれがこの地に討ち入る時、わたしたちをつりおろした窓に、この赤い糸のひもを結び付け、またあなたの父母、兄弟、およびあなたの父の家族をみなあなたの家に集めなさい。ひとりでも家の戸口から外へ出て、血を流されることがあれば、その責めはその人自身のこうべに帰すでしょう。われわれに罪はありません。しかしあなたの家の中にいる人に手をかけて血を流すことがあれば、その責めはわれわれのこうべに帰すでしょう。(ヨシュア記2章18節〜19節)

 そこでモーセはイスラエルの長老をみな呼び寄せて言った「あなたがたは急いで家族ごとに一つの小羊を取り、その過越の獣をほふらなければならない。また一束のヒソプを取って鉢の血に浸し、鉢の血を、かもいと入口の二つの柱につけなければならない。朝まであなたがたは、ひとりも家の戸の外に出てはならない。主が行き巡ってエジプトびとを撃たれるとき、かもいと入口の二つの柱にある血を見て、主はその入口を過ぎ越し、滅ぼす者が、あなたがたの家にはいって、撃つのを許されないであろう。あなたがたはこの事を、あなたと子孫のための定めとして、永久に守らなければならない」。(出エジプト記12章21節〜24節)







<参照>
 エリコの城へき
 遊女ラハブの信仰
 「遊女ラハブの恵み」ヨシュア記の学び 第4回
 信仰によつて義と認められた遊女ラハブ
 ラハブの信仰 (PDF / 本サイト
 サルモン

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<参照>
 ルツ記
 統一王国時代 (上)



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